安い宿泊予約エンジンの選び方|月額無料・成果報酬型はどんな施設におすすめ?
安い宿泊予約エンジンを選ぶには、初期費用や月額料金だけでなく、
自施設の予約額に応じて発生する手数料まで比較することが大切です。 公式サイトからの予約額が少ない施設では 固定費の小さい成果報酬型、毎月の予約額が大きい施設では月額固定型が、 費用を抑えやすい選択肢になります。 ただし、決済費用や維持手数料などを含めると、比較結果が変わる場合があります。
この記事では、宿泊予約エンジン「RCBooking」の運営者が、 費用を抑えたいホテル・旅館の担当者に向けて、料金体系の違いと予約額別の計算例を紹介します。
安い宿泊予約エンジンは、何を基準に選ぶ?
宿泊予約エンジンとは、
施設の公式サイトなどで空室や料金を表示し、宿泊予約を受け付ける仕組みです。
「月額無料」「手数料が低い」といった表示は比較の入口になりますが、それだけでは自施設にとって安いかどうかは分かりません。 まずは、次の費用を確認しましょう。
確認する費用 | 比較するときのポイント |
初期費用 | 導入時の費用と設定支援の費用は別か |
月額利用料 | 基本料金に必要な機能が含まれるか |
予約手数料 | 何の金額に、どの料率がかかるか |
決済関連費用 | 予約手数料とは別に発生するか |
維持手数料・連携費用 | 発生条件や連携先側の費用はどうなっているか |
また、PMSは宿泊者情報やチェックイン・精算などを管理するシステム、
サイトコントローラーは複数の予約販売先の在庫料金などをまとめて管理するシステムです。
これらを含むサービスと予約エンジン単体では、提供範囲が異なります。 料金を比較するときは、自施設に必要な機能と連携範囲をそろえてください。
月額無料・成果報酬型と月額固定型、どちらがおすすめ?
公式サイトからの予約額が少ない施設は、固定費の小さい方式を検討
直接予約をこれから始める施設や、公式サイトからの予約額がまだ少ない施設では、
固定費の小さい成果報酬型が検討候補になります。
成果報酬型は、予約額などに応じて手数料が発生する方式です。 予約額が少ない時期は手数料も小さくなるため、毎月一定額を支払う方式より費用を抑えられる場合があります。
ただし、月額利用料が無料でも、維持手数料や最低料金が発生しないか確認が必要です。
毎月の予約額が大きい施設は、月額固定型も比較
公式サイトから毎月安定して予約が入る施設では、 月額固定型が有利になる場合があります。
予約手数料がかからない契約なら、予約額が増えても基本料金は変わりません。 一方、成果報酬型では予約額に応じて手数料が増えます。
「小規模旅館だから成果報酬型」と客室数だけで判断せず、対象となる予約額で比べましょう。
繁忙期と閑散期の差が大きい施設は、年間で比較
季節による変動が大きい施設は、予約が少ない月だけでなく、繁忙期も含めて試算することが大切です。
直近12か月の対象予約額を月別に当てはめ、年間費用を比較しましょう。 新規開業の場合は、予約額が少ない場合・想定どおりの場合・多い場合の複数パターンを用意すると判断しやすくなります。
予約額別に比較すると、どちらが安い?
ここでの「月間予約額」は、予約手数料の対象となる宿泊客の支払総額です。 施設全体の売上ではなく、比較する予約エンジンで受け付けた対象予約の金額を使います。
以下は、実在サービスの料金ではない仮想モデルです。費用は消費税率10%の税込表示で比較します。
月額固定型の例: 月額11,000円、予約手数料なし
成果報酬型の例: 月額利用料なし、税込の予約手数料が支払総額の2.2%相当
月間予約額 | 月額固定型の例 | 成果報酬型の例 |
10万円 | 11,000円 | 2,200円 |
30万円 | 11,000円 | 6,600円 |
50万円 | 11,000円 | 11,000円 |
100万円 | 11,000円 | 22,000円 |
※初期費用、維持手数料、決済関連費用、連携先の費用、オプション費用は含めていません。
この例で費用が同額になる予約額は、11,000円÷2.2%=50万円です。月間予約額が50万円未満なら成果報酬型、50万円を超えると月額固定型の比較対象費用が小さくなります。
これは予約エンジン費用が同額になる予約額であり、施設全体の利益の損益分岐点ではありません。追加費用や必要な機能が異なれば、選ぶべきサービスも変わります。
初期費用・月額利用料0円のRCBookingという選択肢
RCBookingは、初期費用・月額利用料0円の宿泊予約エンジンです。予約手数料と、利用状況に応じたアカウント維持手数料が発生するため、総費用が無料になるサービスではありません。
予約手数料の計算方法
RCBookingの予約手数料は、宿泊客の支払総額の2%に消費税を加えて計算します。消費税率10%の場合、税込の予約手数料は支払総額の2.2%相当です。
対象は、自社ホームページ経由を含む、RCBookingで受け付けたすべての予約です。 支払総額には、税込の宿泊料金、食事代、オプション料金、入湯税などを含みます。
例えば、宿泊客の支払総額が50,000円なら、予約手数料は次のとおりです。
50,000円×2%×1.10=1,100円(税込)
この計算には、決済関連費用や維持手数料などは含みません。
予約手数料は宿泊終了後に課金され、キャンセルとなった予約には発生しません。
維持手数料の有無を分けて確認
RCBookingでは、利用状況によりアカウント維持手数料3,300円(税込)が発生します。 が、在庫料金を設定していただければ(=利用していれば)これらの費用はかかりません。
正式な費用と適用条件は、RCBookingの料金ページでご確認ください。
RCBookingはどんな施設の検討候補になる?
公式サイトからの予約受付を始めたい施設や、 対象予約額がまだ小さく、導入時の基本費用と月額利用料を抑えたい施設では、 RCBookingが検討候補になります。
一方、対象予約額が大きい施設では、予約手数料のない月額固定型も比較してください。 必要な機能や決済費用を含めると、他の料金体系のほうが適する場合があります。
RCBookingは,Googleホテル広告対策用として既存予約エンジンとの並走利用も可能です。ただし、既存サービスの契約費用は残るため、併用する場合は両方の費用を合算する必要があります。
サイトコントローラー連携によるRCBooking側の追加費用はありませんが、連携先サービス側の費用は別に確認してください。 また、決済関連費用はホテペイの料金・条件に準じます。
安い宿泊予約エンジンに関するよくある質問
月額無料なら、予約がない月は完全無料ですか?
RCBookingでは利用状況によりアカウント維持手数料が発生します。 在庫を登録している限りは維持手数料は発生しないため、予約がない月は無料となります。 その他の費用の発生条件も確認してください。
小規模旅館には成果報酬型がおすすめですか?
対象予約額が少なく、固定費や追加費用も小さい場合は検討候補になります。 ただし、客室数が少なくても宿泊単価が高ければ予約額は大きくなるため、客室数だけでは判断できません。
予約手数料と決済手数料は別ですか?
別に確認する必要があります。RCBookingの予約手数料には消費税が加算され、決済関連費用はホテペイの料金・条件に準じて別途確認が必要です。
最も安い予約エンジンを選べばよいですか?
費用と必要な機能の両方で判断しましょう。在庫・料金管理の運用に合うか、利用中のサービスと連携できるかも確認すると、導入後の負担を見積もりやすくなります。
自施設の予約額に合う料金体系を選びましょう
安い宿泊予約エンジンは、施設ごとの予約額や必要な機能によって変わります。月額無料という表示だけで決めず、予約手数料・維持手数料・決済関連費用を含めて比較してください。
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